(メーカー型番:RNDP600E-100AJS)
■複数台のReadyNASを簡単に設定する
高速、次世代RAIDボリューム自動拡張機能を搭載した6スロットNAS
次世代エクスパンダブルRAIDテクノロジ【X-RAID2】を搭載することにより、社内のデータ容量の増大に応えるために拡張性に優れたRAID技術を採用しています。さらにさらなる大容量、高速アクセスに対応するためにRAIDコントローラにIntel マルチコアテクノロジを採用しています。信頼性を高めるためEtherポートの冗長性を備えており、圧倒的なパフォーマンスと大容量のネットワークストレージを備えています。
1.高速スループットを実現する Intel マルチコアテクノロジ採用
2.RAIDボリューム拡張を自動でデータ再配置、最適化を行う次世代RAIDテクノロジ X-RAIDを搭載
3.様々なデータに対応する豊富な対応プラットフォーム(Windows, MacOS, Linux対応)
4.Ethernetポートの2重化による冗長化
次世代自動ボリューム拡張:【eXpandable-RAID: X-RAID2】
ReadyNAS Pro Pioneer Editionに搭載されているRAIDシステムはボリューム増設時にデータの再配置、最適化を自動で行うX-RAID2テクノロジを搭載しています。このテクノロジはNETGEARが独自に開発した自動で拡張が可能な”eXpandable-RAID: X-RAID”技術の次世代技術になります。すでに2005年より世界中で販売されている実績があるシステムの後継技術になります。ファイル共有を止めることなく1台のHDDから6台までのHDDを増設して自動でRAIDボリュームを増加させることができるのです。さらにデータを移し替えることなく6台のHDDを随時1台ずつ大容量のHDDに増設を行うことにより、将来心配される容量不足を心配する必要がなくなります。以前のX-RAIDでは、この垂直拡張を全てのディスクを交換しないとボリューム拡張が行えませんでしたが、X-RAID2では、2台目移行随時大容量のディスク交換後ボリュームの拡張が行えます。
これにより必要に応じてRAIDで保護されたデータボリュームを増設していくことが可能になりました。
従来よりも自動ボリューム拡張プロセスにおける堅牢性、信頼性を向上させましたので、ミッションクリティカルなビジネスシーンでのご利用にも最適です。
クラス最高水準のパフォーマンスを実現するIntel マルチコアプロセッサ搭載
Intel社製マルチコアプロセッサを搭載することにより、プラットフォームの多用化、データの大容量化、高速アクセス、さらにEthernetポートを2ポート搭載、ジャンボフレーム対応と高信頼性、高速アクセス(100MB/秒)を行うための十分な帯域を確保することができます。クラス最高水準の高い処理性能はより多数のユーザの同時アクセスに対応することができ、高い信頼性を必要とされるミッションクリティカルなビジネスシーンでの利用にも対応できます。高い処理能力が必要とされるハイビジョンコンテンツの配信などに最適です。
Flex-RAIDモードによるRAID 0/1/5/6対応
ReadyNAS Pro Pioneer Editionは自動でボリュームを拡張できるX-RAID2モードとは別に、個々のユーザが自由にRAID設定を変更できるFlex-RAIDモードを搭載しています。 これによりユーザが6台のディスクのRAID構成を設定することができます。最新のRAIDテクノロジRAID6に設定することにより、同時に2台のHDDに障害が発生した場合でもデータの復旧を行うことができます。また、ホットスペアディスクの設定も1台~2台で設定できます。障害時に障害ディスクのかわりにホットスペアディスクに瞬時に切り替わりますので、遠隔地、地方の客先などすぐにメンテナンスができない環境でも大事なデジタルデータを保護することができます。
ホームユーザ向けのNASソリューション
1.DLNA準拠UPnP AV対応によるマルチメディアファイルの共有
2.iTunesサーバ機能を搭載
3.写真共有サービス ReadyNAS Photos(日本語版)搭載
4.MAC OS X:Time Machineへの対応
5.デジタルカメラをUSBポートに接続時の自動ダウンロード
6.増え続ける録画データに応じたボリューム拡張
「ごみ箱」機能
Windowsのユーザでデスクトップにある「ごみ箱」をよく活用しているかたは、 ReadyNASの「ごみ箱」機能も必須の機能としてチェックしてください。もし、誤ってファイルを削除してしまったときなどに、どこかにバックアップファイルがないかあせって探す必要はありません。 ReadyNASのごみ箱に、削除してしまったファイルが残っているので、そこから簡単に復活させることができます。 |
バックアップタスクの集中管理機能
バックアップに関連したジョブを集中的に管理する際には、本体に標準装備されたWebベースのFrontviewバックアップマネージャを利用することができます。 このバックアップ管理画面から、ReadyNASへの差分バックアップ、フルバックアップ、その他、LAN上のNAS製品へのバックアップジョブの設定や、スケジュール設定をすることができます。CIFS,NFS,FTP,HTTP,RSYNCプロトコルを利用して離れたサイトからバックアップを取ることが出来ます。 さらに、USBメモリを挿入することによりReadyNAS内のデータのバックアップとることも可能です。こうした機能により、ネットワーク上に接続したReadyNASのバックアップをReadyNASでとることも可能になります。 |
さらに、バックアップボタンによって、指定したバックアップジョブ(複数)を起動させることもできます。ボタンを押した時に、指定されているバックアップジョブは順に実行されます。デフォルトでバックアップボタンは、「backup」共有をボタン脇のUSBポートに接続された外部ディスクにコピーします。 |
システム異常時に警告メールを送信
ReadyNASに保存した大切なデータを損失から守る最善の方法は、実際に障害が発生する前に、故障する可能性を予測し、対処することです。ReadyNASでは、ディスクの温度、ディスクの内部エラー (ディスク障害の前兆: S.M.A.R.T情報)、ファンの故障などを常に監視し、異常がみとめられた場合にメールにて警告を発します。また、ボリュームやクォータの容量が限界値に達したばあいにもメールで警告します。UPSを接続しているときは、UPSがバッテリー駆動になり、UPSで電源異常を検知した場合にも警告メールを送信します。
ReadyNASの設計思想は、理想の状態でパフォーマンスを発揮することよりも、理想の状態にない場合でも大切なデータをプロテクトすることに重点を置いています。この設計思想によって、各種のオプションのデフォルト値が設定されています。ディスク2台搭載時に冗長構成をとるようになっているのも、この思想によります。
ディスク故障時に、簡単にディスクを交換できます
コンピュータを使っている方は、ディスク障害が発生すると大変なことになるのはすでにご存知でしょう。 ReadyNAS Proを、ディスク6台で運用している場合はなにもあせることはありません。 RAIDによってデータは保護されているので、データのロスの心配はありません。ディスクを交換すれば、また冗長構成に簡単に復帰します。ディスクの交換も、ラッチレバーをリリースして、トレーを取り出し、4つのネジを外してディスクを交換するだけです。面倒な配線の必要は一切ありません。この交換作業時に電源を落す必要もありませんし、その間もデータにアクセスできます。 さらに本体の障害時にディスクを代替え機に入れ替えることで、短時間でNASの復旧を行うことができます。(代替え機への交換はX-RAID2搭載、Radiatorのバージョンが同一である必要があります。) |
UPS(無停電電源)の監視機能
UPSを接続していて、停電時間がバッテリーの容量よりも長かったらどうなるでしょう。 ReadyNASでは、対応UPSのバッテリーレベルを監視し、バッテリーの容量が少なくなった時に、システムを安全にシャットダウンします。これにより、不完全な書込みの発生を防ぎ、データの損失を回避します。 UPSをコンパチビリティ・リストから選び、USBポートに接続するだけで面倒な設定は必要ありません。
ファイル・システムのジャーナリング機能
ReadyNASでは、ディスクに対するライトコマンドを記録(journal)し, 書込みを追跡しています。これは予期せぬ停電などのあとに、ディスクの整合性のチェックを素早くおこなうことができ、システムの起動時間を短縮できます。最近のディスクの容量が大きい傾向になりますので、このディスクチェックに要する時間は数時間にもなることがあります。
ディスクの故障によるシャットダウン
ReadyNASは1台のディスクが故障しても動作を継続するように設計されています。この場合、非冗長モードで動作しているので、ディスクの交換を完了する前に、 2台目のディスクも故障した場合は、データの損失となります。このような状況にならないために、1台目のディスクの不良で、ただちにシャットダウンするように設定することもできます。
クォータによるディスク使用量の管理
ReadyNAS は、ユーザまたはグループごとに、Diskの使用量に制限をかけることができます。 ReadyNASは大容量のストレージデバイスですが、ゲームやビデオをダウンロードしているうちに、容量を使いはたしてしまうことはよくあります。複数のユーザで使用している場合に、ユーザごとに使用制限を指定することで管理を容易にすることができます。使用量が制限値に近づいたときに、ユーザと管理者に警告がメールされます。
オンライン・アップグレード
ReadyNASではオンラインでのファームウェアのアップデートをサポートしています。イメージを一旦PCにダウンロードする必要はありません。 ReadyNASが直接アップデート・イメージをダウンロードしてシステムを更新します。「システム」メニューの「アップデート/リモート」タブで、「アップデートの確認」ボタンをクリックして、最新のファームウェアがリリースされているかを確認できます。そして、「アップデートの実行」をクリックすると実際のアップデートが開始され、あとは指示に従うだけです。 |
多言語対応
ReadyNASの管理画面(FrontView)は6か国語をサポートしています。もちろん、日本語にも対応しています。その他に、英語、フランス語、ドイツ語、中国語(簡体字)、韓国語を使用できます。 FrontViewで使用される言語は、ブラウザの設定により自動的に選択されます。
セキュアなログイン
ファイアウォールの内部にいても常に安全とはいえません。 ReadyNASでは、管理画面(FrontView)の接続に暗号化された通信を用いていますので、安心です。
リモート・アクセス
ReadyNASに保存したたくさんのデータをインターネットを介してアクセスしたいと思いませんか? ReadyNASは、インターネットの標準プロトコルであるFTPやHTTPをサポートしているので、ホームルータの設定で、ポートフォワードを適切に設定すれば、簡単に実現できます。お気に入りのFTPクライアントやブラウザを用いて、インターネットからReadyNASのコンテントにアクセスできるようになります。
さらに、ReadyNASはWebDAVをサポートしているので、通常のネットワークフォルダと同様に、エクスプローラ上でドラッグ&ドロップによるアクセスが可能です。
Mac ユーザに最適なプロトコルをサポート(AFPプロトコル)
Windows SMB/CIFプロトコルを利用してのMacサポートを表示している他社NAS製品と違い、ReadyNASではMacで一番利用されているAFP(Apple File protocol)をサポートしています。 その為、ファイルネームでのノンスタンダードキャラクターの表示などで問題になる心配はありません。SMB(CIF)などでMacにアクセスすると、HFS,HFS+などの独自情報が欠落する問題がありますが、ReadyNASでは心配する必要がありません。 ReadyNASがMacと相性が良いということは、パフォーマンスの項目をご覧ください。 AFPプロトコルを用いたテストでは、十分なパフォーマンスを実現しています。
※OS9では日本語のファイル名の一部に文字ばけする可能性があります。
低消費電力
環境にやさしい製品であることは、重要なチェックアイテムのひとつになってきています。 ReadyNAS Pro は省エネルギー性にさらにふみこんだ仕様になっています。例えばアイドリング状態では、HDD1台搭載時47W、HDD6台搭載時74Wの電力を消費します。 家庭で利用されている電球1個の消費電力よりもすくない電力です。ディスクが動作している場合は、さらに数W消費電力はあがってしまいますが、ディスクのスピンダウンモード時はわずか41-45Wの電力を消費するのみです(ディスク台数に比例します)。さらに、タイマによる自動起動を設定することにより、電力の消費を押さえることができることにより、 ReadyNASの「グリーンさ」を理解していただけると思います。
【同梱内容】
・ ReadyNAS Pro本体
・ 電源コード
・ リソースCD
・ インストールガイド(英語版)
・ ユーザ登録のお知らせ(製品保証規定を含む)
ハードウェア仕様 | ||
ボディタイプ | デスクトップ型 | |
内蔵NSP | Intel MultiCore Processor | |
搭載メモリ | 1 GB DDR2 DIMM | |
OS搭載用フラッシュメモリ | 256MB | |
Serial ATA I/II (ホットスワップ対応) | 6 | |
最大搭載可能容量(1.5TB利用時) | 9TB | |
1000Base-T(10Base-T/100Base-TX) | 2 | |
USB 2.0 ポート数 | 3 | |
ロック機能付きHDDケース | ○ | |
表示用LCD | 有機EL ディスプレイ | |
ケンジントンロック用穴 | ○ | |
RAID 機能 | ||
RAID 機能 | X-RAID2 | |
アドバンスドボリューム管理(Flex-RAID): 設定切替必要 | ○ | |
マルチボリューム対応(Flex-RAID) | ○ | |
RAID 0 (Flex-RAID) | ○ | |
RAID 1 (Flex-RAID) | ○ | |
RAID 5 (Flex-RAID) | ○ | |
RAID 6 (Flex-RAID) | ○ | |
Hot Spare 機能(Flex-RAID) | ○ | |
バックグランドSync & Smart Sync 機能 | ○ | |
ボリューム管理 | ||
ボリューム管理機能 | ○ | |
ジャーナルファイルシステム | ○ | |
ユーザ、グループ別 クォータ設定機能 | ○ | |
スケジュール機能付きスナップショット機能 | ― | |
Shareレベルクォート機能 | ○ | |
バックグランドボリュームチェック | ○ | |
iSCSI ターゲット対応 | ― | |
ネットワークファイルシステム | ||
CIFS/SMB(Windows) | ○ | |
AFP 3.1(Mac OS X) | ○ | |
NFS v2/v3 for Linux and UNIX | ○ | |
HTTP/HTTPS | ○ | |
FTP/FTPS | ○ | |
Rsync | ○ | |
WebDAV | ○ | |
メディアストリーミング | ||
UPnP AV対応 | ○ | |
PlayStation 3対応 | ○ | |
X-BOX 360対応 | ○ | |
Apple iTunes サーバ機能 | ○ | |
その他サービス | ReadyNAS Photos: 写真共有サービス | |
ネットワークセキュリティ | ||
ネットワークセキュリティ ユーザーモード、ドメイン/ADSモード選択可能 | ― | |
共有セキュリティモード | ― | |
ユーザ別セキュリティモード | ○ | |
Acitive Directory対応セキュリティモード | ― | |
Windows ACL(アクセスコントロールリスト)対応 | ○ | |
暗号化ネットワークログイン | ○ | |
SSL対応 | オプション | |
ネットワークオプション | ||
ネットワークオプション DHCP、静的IP 選択可能 | ○ | |
WINS対応 | ○ | |
DHCPサーバ | ○ | |
VLAN対応 | ― | |
Jambo Frame 対応 | ○ | |
NTP対応 | ○ | |
フェイルオーバ機能 | ― | |
リンクアグリゲーション機能 | ― | |
Wake-on-LAN機能 | ○ | |
システム管理機能 | ||
RAIDar管理ツールによるモニタ機能 | ○ | |
WEBベースのGUIによるウィザード設定、機能設定 | ○ | |
ステータス表示機能 | ○ | |
S.M.A.R.T情報のWEBブラウザ確認 | ○ | |
システム設定のバックアップ、復旧 | ○ | |
電子メールによる警告、イベントログ送信 | ○ | |
ネットワークUPS対応 | ○ | |
SNMP 設定 | ― | |
バックアップ機能 | ||
GUIによるバックアップマネージャ(標準) | ○ | |
プログラム可能なバックアップボタン | ○ | |
スナップショットによるバックアップ | ― | |
CIFS/NFS/FTP/HTTP&Rsyncによるリモートバックアップ | ○ | |
セキュアRsync対応 | ― | |
システム設定のバックアップ、復旧 | ○ | |
Apple Time Machine サポート | ○ | |
差分、フルバックアップ機能 | ○ | |
USBディスクへのバックアップ機能(ON/OFF) | ○ | |
USB 機能 | ||
メモリバックアップ機能 | ○ | |
USBカメラ内の画像の自動転送 | ○ | |
UPS接続対応 | ○ | |
対応WEBブラウザ | ||
対応OS | Windows, Mac OS X, Linux | |
Internet Explorer | ○ | |
Opera | ○ | |
Safari | ○ | |
Mozilla FireF OX | ○ | |
対応言語 | ||
管理用UI: | 日本語、英語、フランス語、ドイツ語 | |
ファイル名 | Unicode | |
電源管理 | ||
定格入力電圧 | 100-240V | |
定格周波数 | 50-60Hz | |
供給 | 電源内蔵 | |
消費電力 | 115W | |
電源ケーブル | 耐用125V以下 | |
ディスクスピンダウン機能 | ○ | |
UPS連動機能(ローバッテリ時) | ○ | |
電源ON/OFF スケジュール機能 | ○ | |
温度管理 | ||
冷却ファン | 120mm 冷却ファン×1/ 90mm CPU 冷却ファン×1 |
|
ファン 不具合警告 | ○ | |
高温時の自動シャットダウン機能 | ○ | |
付属ソフトウェア | ||
NTI Shadow | ||
環境条件 | ||
環境条件 | 動作時温度/湿度 | 0~40℃/20~80% ※結露なきこと |
対応規格 | FCC、UL、CE、C-Tick, MIC, VCCI, RoHS準拠 | ○ |
付属電池 | バックアップ用 リチウムイオンボタン電池 | |
サイズ等 | ||
本体寸法(W)×(D)×(H) | 250x170x285mm | |
本体重量 | 7.5Kg | |
梱包寸法(W)×(D)×(H) | 374x285x375(mm) | |
梱包重量 | 8.81kg | |
保証期間 | ||
保証期間 | 本体3年保証 | |
有償サポート | クイックデリバリ(翌日/2時間) | P1AY1/P1AY2 |
オンサイトサポート(翌日/4時間) 注1) | ― | |
製品ラインナップ | RNDP600E:ベアボーン型 |