ニュースリリース

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2016年2月9日

ネットギアジャパン、マルチメディアデータのストリーミング/トランスコーディング配信に
最適なNAS(ネットワークストレージシステム) ReadyNAS 212/214を発売

ネットギアジャパン合同会社(所在地:東京都中央区、代表:杉田 哲也、以下NETGEAR)は、家庭内ネットワークにおけるマルチメディアデータの配信に最適なネットワークストレージ、『ReadyNAS 212』と『ReadyNAS 214』(ReadyNAS210シリーズ)を、2016年2月中旬より販売開始します。

 

スマートフォンやタブレットなどモバイル機器の普及により、一人で複数のコンピューターやモバイル機器を所有することが当たり前になり(マルチデバイス化)、家庭内のIT機器が増えています。それに伴い、さまざまな機器で映像・音楽・写真などのマルチメディアデータを再生したいという声も多くなりました。再生する場所は宅内にとどまらず、外出先から宅内のデータへアクセスして再生することも望まれています。

 

NETGEARは、そのようなユーザーの声に応えてReadyNAS210シリーズを開発しました。

ReadyNAS210シリーズは、家庭内のネットワークに接続して、PCやMac、スマートフォンなどのデータをバックアップしたり、マルチメディアデータを再生デバイスに配信するためのNAS(ネットワークストレージシステム)です。『ReadyNAS212』は、SATA規格のハードディスクを2台、『ReadyNAS214』は4台搭載可能です。

高性能なCPU(ARM Cortex A15 クアッドコア 1.4GHz)と大容量のメモリー(2GB)を搭載し、複数デバイスからのマルチメディアデータ配信要求に、遅延無く対処します(1080p HD映像対応)。高性能なハードウェアと最新のReadyNAS用OSバージョン6.4.2により、再生デバイスの性能に合わせて、マルチメディアデータを受信デバイスにとって最適なデータ容量に変更(トランスコーディング)して配信することで、性能の低いデバイスでも遅延無く再生が可能となります。

複数台のデバイスが同時にアクセスするときに速度低下の原因となり易いネットワークも、2基搭載したギガビットポートを束ねることで(チーミング、リンクアグリゲーション)、最大2ギガビットの通信により遅延無く配信します。

 

● 高性能CPU(ARM Cortex A15 クアッドコア 1.4GHz)と大容量のメモリー(2GB)

● HD 1080pハイビジョン動画対応(MPEG4、H.264、H.265)

● 受信デバイスの処理性能に合わせて自動的にデータ容量を変更(トランスコーディング)

● ギガビットLANを束ねて2ギガビットの通信を実現(チーミング)

● ReadyDLNA機能によりマルチメディアサーバーとなる。メディアプレイヤーにマルチメディアデータを配信(ハイレゾ音源にも対応: flac, wav, wma, pcm, ogg, mp3, m4a)

● iTunesサーバーとして機能する

クラウドベースのポータルであるReadyCLOUDにより、外出先のデバイスからも、家庭内のReadyNASに保存したデータへ安全にアクセスすることが出来ます。

PC、Macやスマートフォン(Android, iOS)にReadyCLOUDアプリをインストールすることで、世界中のどこからでも、家庭内のReadyNASに保存したデータの再生や、外出先で撮った写真や動画を保存することも可能です。

PCやMacにインストールするReadyCLOUDアプリは、コンピューター上で変更したファイルを、自動的にNAS上のファイルに同期させることも可能です。

また、ReadyCLOUDを活用することで、友人とReadyNAS上のデータフォルダーを共有したり、サイズの大きいファイルを送るためのリンクを作成し、メールで相手に知らせることもできます。これらの機能は、無料のデータ共有サービスなどで実現することはできますが、安全やプライバシーに難があります。ReadyCLOUDなら、安全なデータ共有でプライバシーを守ることが出来ます。

 

● ReadyCLOUDによるセキュアなリモートアクセス

● ReadyCLOUDアプリによるマルチメディアデータの再生

● コンピューター上のデータをReadyNASに同期

● 友達とのデータ共有、ファイルリンクのメール送信

ReadyNAS210シリーズは、従来のReadyNAS OS 6対応のReadyNASと同様に、5段階のデータ保護機能により、ユーザーのデータを守ります。

 
1.複数台のハードディスクの組み合わせによるRAIDボリューム
 『ReadyNAS212』は、ハードディスクの台数によりRAIDレベル0または1を構築できます。

 『ReadyNAS214』は、ハードディスクの台数によりRAIDレベル0、1、5、6または10(1+0)を構築できます。

2. 回数の上限無く実施可能なスナップショット機能

スナップショットは、NAS上のデータに対して行われた変更を記録します。変更の記録を、最短1時間間隔で自動的に行うことで、破損や誤って削除してしまったデータを任意の時点に復元することが出来ます。従来大企業向けのストレージシステムでしか使えなかった機能を、家庭向けのNASにも装備できたのは、ReadyNASが先進的なファイルシステムであるBtrFS(バターFS)を採用しているためです。

3. 標準搭載されたアンチウィルスソフトウェア

ReadyNASには、ライセンスフリーのアンチウィルスソフトウェアが標準搭載されており、保存するデータをソフトウェアウィルスから守ります。ReadyNASに保存されるデータをリアルタイムでスキャンし、ウィルスに感染したデータを検出すると隔離します。その際、NASのパフォーマンスに影響を与えません。

4. ビットロット・プロテクション

ハードディスク上のデータは、長い間アクセスされないとビットの反転などが原因で破損(ビットロット)してしまうことがあります。ReadyNASに搭載されたビットロット・プロテクション機能は、そのようなデータを修復可能なうちに検知して、自動修復します。

5. ReadyNASリプリケート

2台以上のReadyNASの間で、自動的にデータのバックアップを行います。バックアップはインターネット経由でも可能で、ネットワークの設定変更も必要ありません。

 

ReadyNASには、さまざまなファイル共有プロトコル、バックアップ方式に対応しています。

 

● SMB/CIFS             主にWindows PCで使われるファイル共有プロトコル

● AFP                       Mac OS Xで使われるファイル共有プロトコル

● NFS, Rsync            主にUnix、Linuxで使われるファイル共有プロトコル

● FTP                       さまざまなOSで使用可能なファイル共有プロトコル

● iSCSI                    NASのボリュームをサーバー等のローカルボリュームにする

● TimeMachine          Mac OS Xのバックアップ方式

 

製品型番

製品概要

希望小売価格 (税抜 / 税込)

RN21200-100AJS

ReadyNAS212

100,000円 / 108,000円

RN21400-100AJS

ReadyNAS214

130,000円 / 140,400円

 

製品ウェブページ

http://www.netgear.jp/products/details/RN21200.html

http://www.netgear.jp/products/details/RN21400.html

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