■メーカー型番:RNRX443E-100AJS
『ReadyNAS® 1500』は、ファイル共有に機能を絞り、無償保証期間を3年に短縮することで、上位機種であるReadyNAS2100に比べ最大約54%のコストダウンを実現したエントリーモデルです。
中小規模オフィスに必要な機能を搭載
ReadyNAS® 1500は、機能を絞って価格を抑えながらも、Windows Server Active Directoryのサポート、クォータ管理機能、スナップショット機能など、中小規模オフィスにおけるファイル共有に必要な機能を備えています。また、2つのギガビットイーサネットポートを装備。フェイルオーバ機能、リンクアグリゲーション機能といった冗長性を備えており、ジャンボフレーム対応と高信頼性の実現、高速アクセスを行うための十分な帯域の確保を可能にします。
<Windows Server Active Directoryをサポート>
ReadyNAS 1500は、Windows Severで利用されるActive Directoryを利用した運用環境に対応する
2つのセキュリティモードを実装しています。既存のActive Directory構築環境を利用することにより、
すでにディレクトリに登録されている既存のユーザ、グループは簡単にReadyNASへアクセスすることができます。
<スナップショット機能>
ReadyNAS 1500は、保存されたデータのタイムスタンプイメージをカメラのスナップショット感覚で
保存することができます。ReadyNASに保存されたデータ容量やファイル数に関わらず、
スナップショットは数秒で取ることができますし、それによりファイル共有などの機能を中断することなく
ファイルの状況を記録することができます。スナップショットの記録後にファイルやフォルダを消去した
場合でもスナップショットに記録されたバージョンに復帰することができます。万が一ファイルに
ウィルスが感染した場合でも深夜に保存された感染前のファイルに復帰することができますので、
重宝すること間違いなしです。
また、スナップショット機能はスケジュール調整ができますので、バックアップのタイミングに合わせる
こともできます。通常のバックアップに数時間かかりますので、バックアップ中になにか変更があった
場合に対してスナップショット機能を利用することにより、バックアップをより正確にとることができます。
<バックアップ機能>
オフィス用途で要望されるバックアップ機能に関しては、ReadyNAS本体に内蔵されたバックアップ管理機能を
利用して、様々なファイルプロトコルをサポートすることができます。CIFS、NFS、HTTP、FTPサポートはもちろん、
Linuxで一般的に利用されるRsyncプロトコルもサポートしています。そのため、NASに保存されているデータの
バックアップを簡単に取ることができます。
簡単に容量の増加が行える自動ボリューム拡張機能「X-RAID2 」搭載
ReadyNAS® 1500は、ボリューム増設時にデータの再配置、最適化を自動で行う自動ボリューム拡張機能「X-RAID2」を搭載しています。例えば、4 台のディスク構成で容量が不足した場合、各ディスクを1 台ずつ、より大容量のものと交換することで、簡単にボリュームの拡張が行えます。「初めてNASを導入するので、手軽に運用できるものが欲しい」というユーザにご満足いただけるNETGEAR独自の機能です。
<X-RAID2>
X-RAID2テクノロジにより、1台からのディスクで構成したデータボリュームを、オンラインのままで
ディスクの追加をすることで、4台までのディスクで構成するRAIDに組みなおすことができます。
業務で使用している場合は、ユーザの業務を停止させることなく、容量の追加ができます。
もし、4台のディスクで構成されたX-RAID2の容量が不足した場合、各ディスクを1台ずつ、より大容量のものと
交換することで、ボリュームの拡張を行うこともできます。この作業では、すべてのデータをバックアップして、
ディスクを交換の後、データのリストアを行うといった作業は不要です。
災害からデータを守るバックアップソリューションをご用意
『ReadyNAS® 1500』は、災害でReadyNAS本体が破損した場合の、データ消失に備えるアドオンをご用意しています。絶対に失くせないデータをお持ちのお客様に、安心のバックアップソリューションをご提供いたします。
◆「ReadyNAS ®Replicate」(有償、30日間の無償試用期間をご用意)「ReadyNAS ®Replicate」は、災害に備えて使用中のReadyNASの複製を準備しておく多点オフサイトバックアップソリューションです。例えばお使いのReadyNASを災害から守るためのバックアップを簡単にでき、ダウンタイムを最小限にします。
◆「ReadyNAS® Vault™」(有償、30日間の無償試用期間をご用意)「ReadyNAS® Vault™」は、リモート(遠隔地)の信頼できるデータセンターに暗号化通信を用いて、ReadyNAS上のデータをバックアップすることを可能にするアドオンです。万が一災害や事故でデータがなくなった場合でも、バックアップデータを用いて復元することが可能です。
http://www.readynas.com/ja/?p=1135
外出先からもNASに保存した資料をさっと入手可能
出張先で、オフィスのReadyNAS に保存している資料が必要になった。そんな時に便利なのが簡単にセットアップでき、面倒なルータの設定が不要なNETGEAR独自のリモートアクセスツールです。簡単にオフィスのNASにアクセスできる上、オフィスにいるのと同じ要領でデータを操作できます。また、ファイル転送は暗号化された通信路で行われますのでセキュリティも安心です。
http://www.readynas.com/ja/?cat=52
システム異常時に警告メールを送信
ReadyNASに保存した大切なデータを損失から守る最善の方法は、実際に障害が発生する前に、
故障する可能性を予測し、対処することです。
ReadyNASでは、ディスクの温度、ディスクの内部エラー (ディスク障害の前兆: S.M.A.R.T情報)、
ファンの故障などを常に監視し、異常がみとめられた場合にメールにて警告を発します。
また、ボリュームやクォータの容量が限界値に達したばあいにもメールで警告します。
UPSを接続しているときは、UPSがバッテリー駆動になり、UPSで電源異常を検知した場合にも
警告メールを送信します。
「ごみ箱」機能
Windowsのユーザでデスクトップにある「ごみ箱」をよく活用している方は、ReadyNASの
「ごみ箱」機能も必須の機能としてチェックしてください。もし、誤ってファイルを削除して
しまった場合でも、バックアップファイルをあせって探す必要はありません。なぜなら、
ReadyNASのごみ箱に削除してしまったファイルが残っているので、そこから簡単に
復活させることができるからです。
UPS(無停電電源)の監視機能
UPSを接続していて、停電時間がバッテリーの容量よりも長かったらどうなるでしょう。 ReadyNASでは、
対応UPSのバッテリーレベルを監視し、バッテリーの容量が少なくなった時に、システムを安全に
シャットダウンします。これにより、不完全な書込みの発生を防ぎ、データの損失を回避します。
作業としては、UPSをコンパチビリティ・リストから選び、USBポートに接続するだけで面倒な設定は必要ありません。
ディスクの故障によるシャットダウン
ReadyNASは1台のディスクが故障しても動作を継続するように設計されています。この場合、
非冗長モードで動作していることになるので、ディスクの交換を完了する前に2台目のディスクも
故障した場合はデータの損失となります。このような状況を防ぐため、1台目のディスクが
故障した場合にただちにシャットダウンするよう設定することができます。
オンライン・アップグレード
ReadyNASではオンラインでのファームウェアのアップデートをサポートしています。イメージを一旦PCにダウンロードする必要はありません。 ReadyNASが直接アップデート・イメージをダウンロードしてシステムを更新します。「システム」メニューの「アップデート/リモート」タブで、「アップデートの確認」ボタンをクリックして、最新のファームウェアがリリースされているかを確認できます。そして、「アップデートの実行」をクリックすると実際のアップデートが開始され、あとは指示に従うだけです。またオプションで、定期的にアップデートをチェックして、自動でダウンロードするように設定することもできます。そのばあいは、通知を受けとりしだい、ReadyNASをリブートするだけです。この機能で、追加機能やバグの修正された最新版を使用することができます。 |
多言語対応
ReadyNASの管理画面(FrontView)は7か国語をサポートしています。もちろん、日本語にも対応しています。
その他に、英語、フランス語、ドイツ語、中国語(簡体字)、韓国語、ロシア語を使用できます。 FrontViewで使用
される言語はブラウザの設定により自動的に選択されます。
HDDを含めた自信の「3年保証」
ReadyNAS® 1500は、無償保証「3年間」を標準添付。既存のビジネス向けReadyNASの5年に比べて短くなりますが、1年保証の同等クラス他製品よりも2年の余裕がありますので、安心度が違います。また、HDDも含むハードウェア故障に対する保証ですので、製品ご購入後もコストパフォーマンスを実感いただけます。
【同梱内容】
・ ReadyNAS 1500 本体
・ 電源ケーブル
・ イーサネットケーブル
・ 取り付けネジ
・ リソースCD
・ インストールガイド
・ ユーザ登録のお知らせ(製品保証規定を含む
RNRX443Eは、4ベイ 1Uラックマウント型ビジネス向けNAS「ReadyNAS 1500」の12TBモデルです。
製品仕様 | ||
システム | SDRAM | 1 GB Memory |
Flash | 128MB | |
液晶ディスプレイ | - | |
ディスクドライブ | ディスク容量 | 12TB(3TB × 4台) |
対応HDD | Serial ATA II (4台まで) | |
RAID | X-RAID2TM/0/1/5 | |
ホットスワップ対応 | ||
ネットワーク | LAN | 10/100/1000Mbps × 2 |
AutoMDI-X | ||
DHCP | サーバ、クライアント | |
対応ネットワークプロトコル | CIFS/SMB(Windows) AFP 3.1 (MacOS 9/X) NFSv2/v3 (Linux, Unix など) HTTP/HTTPS(Webブラウザ) FTP/FTPS Rsync、Secure Rsync WebDAV UPnP |
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対応OS | Windows MacOS 9/X Linux UNIX |
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データ共有・ セキュリティ |
ユーザ、グループ、共有単位のセキュリティ設定、クォータ設定 ユーザ単位、Active Directory ドメインによるアクセス管理 Windows ACL 対応 SSL サポート 暗号化ネットワークログイン |
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バックアップ機能 | ジャーナリングファイルシステム スナップショット プログラム可能なバックアップ・ボタン 完全・増分バックアップ RSYNC 対応 複数台のReadyNAS 間のファイルシステム同期 ホットスペア対応(RAID 0/1/5 使用時) バックグラウンドRAID同期 ライフサポートモード |
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対応ウェブブラウザ | Microsoft Internet Explorer 7.0 以上 Opera 9.5 以上 Safari 2.0 以上 Mozilla Firefox 2.0 以上 |
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管理機能 | NTP(Network Time Protocol) イベントログ(電子メールでの通知可) |
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管理ツール | RAIDar (検出および監視エージェント) Frontview SNMP サポート |
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拡張機能 | USB 2.0 ポート × 3 USB 対応機器: プリンタ、ストレージ機器 USB ストレージ対応ファイルシステム: FAT32、Ext2、Ext3、NTFS(リードオンリー) |
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電源 | 100-240 VAC (50/60Hz) | |
電源管理 | 未使用時のディスク回転数制御、 パワーオン・タイマ UPS による電源バックアップ |
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消費電力 | 最大80W(4 x 1 TB搭載時) | |
冷却ファン | デュアル 40mm ボールベアリングファン × 3 | |
動作環境 | 温度: 0~40℃ 湿度: 20~80%(結露しないこと) |
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電磁放射、安全性、環境等 | FCC、UL、C-tick、RoHS | |
外形寸法 | H43 x W430 x D318 (mm) | |
重量 | 9.5 kg (HDD 4台搭載時) | |
有償サポート | クイックデリバリ(翌日/2時間) | P1AY1/P1AY2 |