ネットギア for
今ではセキュリティー面での妥協をせず、自信を持って従業員と学生たちに自分たちのデバイスを使う許可を出すことができる上、学校内に存在するモバイルの利点を実現することができます。
ジョナサン・バウワーズ、セントピーターズスクール ICT運営部長
ケーススタディ:教育
会社名:St Peter's School
会社の規模:従業員140人以上、生徒1000人以上
産業分野:教育
会社ウェブサイト:http://www.stpeters.cambs.sch.uk/
地域:イギリス、ケンブリッジシャー州
セントピーターズスクールはケンブリッジシャー州にある共学の二次教育施設であり、140人もの従業員と、11~18歳の生徒を1000人以上持つ学校です。学生たちの可能性を最大限に引き出すことへの献身の一つとして、教えること・学ぶことを補助する為にテクノロジーを使用することがさらに重要化し、現在、そして将来的な学校の取り組みを支えています。しかし、この未来図を実現するには、戦略を支えるために学校側がネットワークインフラストラクチャを更新する必要がありました。
モバイル並びにパーソナルデバイスの普及は、教師の生徒への教え方、やり取りの仕方、そして学び方を完全に変えてしまいました。ですが、セントピーターズは少数の信頼性の低く安全でないワイヤレスホットスポットによってサポートされた、老化した有線ネットワークインフラストラクチャが原因で大きく遅れをとっていることに気付いたのです。
真のモバイル教育施設になることを目指す上で、セントピーターズには教師と生徒の両方に対し、より良いモビリティを提供出来るソリューションが必要でした。教師はコンピューターから離れていても、ネットワーク上で学習補助使用することのできる自由を希望しており、生徒も勉強を手助けする為に、特に第六学年の段階で個人のデバイスを使用することを希望していました。
この為、学校はBYODを取り入れ、安全で管理された環境内で生徒と従業員が自分のデバイスを使えるようにすることを望んでいました。さらに、学校側は将来的に、Office 365などのよりクラウドベースで共同的なプラットフォームを使用することも視野に入れていたので、これを促進する為に最新のインフラストラクチャを必要としていたのです。
しかし厳しい予算に加え、21世紀向けに変えるには広大すぎるキャンパスがあることから、ICT運営部長のジョナサン・バウワーズはキャンパス全体にWiFiを張り巡らせ、全てのデバイスがネットワークを確実に使用できるようにするという困難な仕事に取り組みました。60年も使われ続けた分厚いレンガの壁を持つ建物と鉄骨構造が合わさり、信号のアクセスと取付けに大きく影響を与えた上、キャンパス内建物の構成物と年齢がまた一段とこの過程を複雑化しました。
私たちは近い将来、学校全体におけるロールアウトを視野に入れ、いつでも、どこでも稼動するクラウドテクノロジーの使用を当学校の六学年に促進し始めました。
多くの異なるワイヤレスプロバイダーとそのソリューションを分析した後、ジョナサン・バウワーズはワイヤレスネットワーキングのスペシャリストであり、学校が必要としている信頼性の高く安価で安全なインフラストラクチャを提供出来るネットギアに連絡を取りました。他のプロバイダーとは打って変わって、ネットギアは何が必要か、どこにアクセスポイントを設置すべきかをピンポイントで把握できるよう学校の敷地を綿密に調査しました。キャンパスとその建物に対する、極めて重要かつ物理的な調査によって、使用者がどこにいても、盲点なくワイヤレスの許容範囲を最大限に利用できることを確実にしました。
ネットギアのワイヤレスソリューションの設置は再販業者、ネットワークテクノロジーを介して、2014年の2月に滞りなく行われ、たった2週間ほどで完全に動作をし始めたので、中間休みから戻ってきた従業員と生徒は難なく利用することができました。
安全で簡単に管理できる環境と完全なワイヤレス許容範囲を実現する為に、チームは次のものを設置しました:
キャンパス内で使用されていた建物の建築材料とレイアウトが原因で、敷地全体をカバーする為に74ものアクセスポイントが必要となりましたが、その全ては2つのワイヤレスコントローラーで中心的に管理することができ、信頼性あるカバー率と無計画な中止時間を確実になくすことが可能になりました。
ネットワークのアップグレードから6ヶ月、セントピーターズ はクラスルーム内、さらにそれ以上でテクノロジーの役割に劇的な変化が現れ始めたことに気付きました。このワイヤレスネットワークには受信困難地区がなく、教師とサポートスタッフにモバイルテクノロジーを使用する自由を提供することで、キャンパス内のどこにいても生徒により良い教育とサポートを与えられるようになったのです。
例えば、体育の教師は体育館にいる間にモバイルデバイスで名簿を持ち歩くことができ、正確さが改善されると共に、貴重な時間を節約できるようになりました。これと類似して、教師は授業を行う際、または校内の別の場所でネットワークへアクセスしなければならない場合に各自机に縛られる必要がなくなりました。これによって効率が著しく改善され、生徒と教師双方にとって授業がさらにインタラクティブかつ興味深いものとなりました。
第六学年の生徒たちが、作業を妨げられることなく安全な環境から自分たちのデバイスで学習を補助する資料などに拡大的にアクセスすることができるようになってから、生徒たちもテクノロジーを大きく役立てられるようになりました。
学校のトップの生徒たちがテクノロジーの使用を介して他の生徒とやり取りし、学び合い、協働することで自分たちの可能性に到達するだけでなく、それを越える為の「テクノロジーハブ」に取り組んでいることも含め、最も期待されるイニシアチブはこれからもっと導入されていく予定です。近い将来では、生徒のサポートマネージャーにモバイルデバイスを装備させ、それ使用して廊下や教室、それ以外で発生する状況への対処を支援することも計画されています。
これはつまり、効率と生産性の改善の為に彼らは生徒記録への即時的なアクセス、会話の録音、保護者へのメール送信、良い態度や行いなどの記録、または放課後の留め置きをリアルタイムに実行することができるということを意味します。
学校は今や教育部門内で進化するテクノロジーの役割に適応・対応する位置に置かれ、彼らの従業員や生徒たちがそれぞれの可能性を目指し、達成する為に最適な環境とツールを提供することができるようになったのです。